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フィフス・シーズン〜春の来ない村/ピーター・プロセンス&ジェシカ・ウッドワース監督
 text by uematsu

劇場未公開/WOWOW放映

WOWOWで録画してあったものを何気なく深夜に見始めたら止まらなくなってしまった。ああ、驚いた。なんかすごい映画をつくっちゃったなあ。
ベルギーの小さな山村。冒頭のシーンは、男がテーブルの上にニワトリをのせて、朝食を食べながら「歌え!」と話しかけているところ。いつもは鳴くはずのニワトリが鳴かない。
何気ない、ユーモラスなシーンだが、これもとんでもない事態への幕開けであった、ということなんだろう。この後、この村は絶望へとひた走る。何があったわけでもない。ただ、冬祭の最中に、いつもならできることができなくなり、ちょっとばかり消化不良で終わってしまう。ただ、それだけ。それなのに、その後、村にはいいことは一つも起きない。農作物は育たない。夏なのに雪が降る。牛から乳がでなくなる。人は死ぬ。
次第に、村人たちは絶望し、飢餓への恐怖に狂気へと陥っていく。村人が狂気へ、と言うと『ドッグヴィル』を思い出すが、あそこにあったストーリーがない分、『メランコリア』に近い感覚を持った。
しかし、夜中に見る映画じゃないな。でも、昼間見る映画でもないか。とても美しい映像で、ひとつひとつの場面にはユーモアさえ感じられる。そこが、より悪夢的で面白かった。
ぜひ、予告編を見てください。

予告編
| 映画 | 11:11 | comments(0) | - | pookmark |
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